〜KiseKi〜 Xmas Live alan@サンシャインシティ噴水広場→Daikanyama X'mas 〜指定席120名限定クリスマスライブ〜@live house LOOP 代官山 2008/12/24

この日はまず凡そ一ヶ月ぶりとなるalanさん。ピンク&絶対領域(謎


1. RED CLIFF〜心・戦〜
2. 恵みの雨
3. 懐かしい未来 〜longing future〜
4. 夢はひそかに <ディズニー映画「シンデレラ」より>
5. チベット民謡


4では譜面(歌詞?)を視ながら。声の調子は良かったので、上手く休養を取れたようです。
ライブ短いね、と連発言していたということは歌い足りなかったのかな。


次の現場は色々迷ったのですが、結局当初の予定通り椎名純平&Rie fuに行くことにしました。
代官山LOOPは最近オープンしたばかりで、当然ながら初参戦です。指定席だったのでそんなに急いで向かわなかったのですが、思ったより場所が判りづらくて、途中で交番に寄りました。旧山手通り沿いだと知っていても初めて行く人は迷いそうです。
キャパシティは座席120、スタンディング300となっていましたが、入場してみると想像より狭い。椅子も120だとちょっと詰め込み過ぎな感があります。


さて、今回は椎名純平さん、Rie fuさん、二人とも弾き語りでした。椎名さんはステージ中央、Rieちゃんは下手にキーボード、上手にスタンドマイクというセッティングです。
まずは椎名純平さんから。


椎名純平(Vocal,Keyboard)
1. JUST THE WAY YOU ARE(Billy Joel
2. ?
3. You Are the Sunshine of My Life(Stevie Wonder
4. ?
5. What's Going On(Marvin Gaye
6. 優しさにつつまれて<仮題>
7. You've Got A Friend(Carole King
8. おやすみ


バーとオリジナルと交互に歌うというセットリスト。オリジナル曲に関してはあまりよく知らないのですが、カバー曲は私くらいの年代の洋楽好きにとって大スタンダードばかりで、非常に楽しかった。毎回「この曲知っている人?」と訊いていたけど、いつも同じ人が手を上げていたみたいで、少し苦笑いでした。
MCでは、「椅子、狭いでしょ。詰め込み過ぎだよね。聞いているか、LOOP!(笑)」「ちょっと立って背伸びとかしましょう」などサービス精神満載で、とても感じが良いです。
足を踏み鳴らしながら歌い込む姿は、その声と共に男のいろっぽさみたいなものがありましたね。


Rie fu(Vocal,Keyboard-1〜5・8,Guitar-6・7)
1. ツキアカリ
2. Life is Like a Boat
3. Bedtime Story(仮)
4. Romantic
5. The Christmas Song
6. Money Will Love You
7. Silent Night
8. Present


ENCORE
椎名純平(Vocal,Keyboard) & Rie fu(Vocal,Guitar)
White Christmas


衣装は黒のワンピース。5と7が定番クリスマスソングでしたが、この2曲が実に対照的でした。
さび近辺の伴奏に対旋律を使ってちょっとジャジーな凝ったアレンジの5に対して、何ともつたなく淡々とギターを弾く7。本人がとても真剣に演奏しているのはよく判るのですが、つたな過ぎてツボに入ってしまい笑いを堪えるのに苦労しました。真面目な話、間奏部分ではもう少し何かやってくれた方が良いと思います。それから、3はレアな曲ですが、この時期に相応しい素敵な選曲でした。
おしなべて今回の演奏は、流麗さよりは語り込む事に重点を置いたような微妙なテンポの緩急や間の取り方が強く印象に残りましたね。
MCは、ここまでどこに行ってしまうかわからないと、もはやグダグダを通り越してきているような感もありますが、面白かったのをいくつか取り上げておきます。


私の隣にいたやや年配のカップルに向かって「ディナーは食べたんですか?これからですか。ああ、それはどうも」18:30開場なので殆どの人がまだ食べていないと思うのですが…


7の時「子供の頃聖歌隊で歌っていて、クリスマスの時キャンドルを手に持っていたら蝋が垂れてきて、なんかSMぽい」ええと…w


アンコールで椎名さんから「クリスマスはどう過ごすんですか?」と訊かれ「お母さんが鶏を焼いてくれるので実家に帰る事が多いです。お腹が空くと帰ります」と答えて椎名さん「ああ、お腹が空くとねえ…w」気持ちはわかるけどね。


最後に「今日はありがとうございました。今年の残りも、ええと、大掃除頑張って下さい」椎名さんと会場大受け。


そういえばアンコール前のMCで、Silent Nightの日本語詞に関する遣り取りがありました。
Rieちゃんは例によって英語、日本語両方の歌詞を歌ったのですが、椎名さんの記憶では
♪すくいの御子は♪の後は
♪御母(みはは)の胸に♪
と歌っていたのだけど、Rieちゃんは
♪まぶねの中に♪
と歌っていたので疑問に感じたとの事。
二人ともキリスト教の学校に通っていたのに世代によって歌詞が変わっていたりするんですね。
因みに二人ともお互いの歌詞は初めて聴いたそうです。私はどちらも聴いた事はありましたが、確かに子供の頃は♪御母(みはは)の胸に♪と覚えていたような気がする。なかなか興味深い話題でした。


2人のパフォーマンス自体はそういう感じでとても楽しめたのですが、その他少し苦言を。
椎名さんもステージ上で話していましたが、椅子を詰め込み過ぎだし、特に一番前の下手端の方は機材が邪魔してステージが見えない状態でした。これは良くないでしょう。私は最前のほぼ中央にいたのですが、隣の席に人が来ないのは判っていたので、後半のRie fuさんのステージからは席を詰めました。これは会場の人に今後考慮して欲しいと思います。
もう一つ、これはRie fuさんのステージに関してですが、ピアノ弾き語りの最中に袖でスタッフの人が延々とギターをチューニングしていて、おそらく前の方の席に座っている方々にはかなり耳障りだったと思います。(勿論私はかなり気になりました)
詰め込み過ぎとも関係してくる問題なので、今後はその点を是非改善して客席のセッティングを行って下さい。
来年もこの会場への参戦が一応決定しているので、その時にはより良くなっているのを願っています。

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