「唐茄子屋政談」

そういえばこの噺も暑い時期の噺でしたか。
最終的には若旦那の勘当が許される、という筋だと思うのだけど人情噺だし、最後まで演じられる事は殆どありません。
自分にとっては炎天下で唐茄子を売る羽目になった若旦那が、足繁く通った吉原を田圃で回想するところが頂点ではないか、と思えます。
夏の暑さをまざまざと思い出させるという点では屈指の噺かと私は思っています。

往年の名人だと三代目金馬さんとか五代目志ん生さんが好きですが、30年近く前に埼玉大学古今亭圓菊師匠の独演会を見に行った時にこの噺を熱演していて、その印象がとても強く残っています。たしか今でもよく演じられているのじゃなかったでしょうか。
余談

  1. hiroの「clover」DVDつきをフラゲしました。はやくツアーして下さい><
  2. ellyさん、今度は一般人でもチケット買えるように切にお願いします><