猫と金魚

この噺は古典では無いのですが。
のらくろで有名な田川水泡が初代柳家権太楼に書き下ろした新作。
かなりの爆笑篇なので落語初心者にも聞き易い噺でしょう。
よく考えてみると、金魚と金魚鉢を分けて認識してしまう番頭さんは、ある意味合理的思考の持ち主かも知れませんが、仕事を任せるのはちょいと危険でしょうねえ。後半に出てくる棟梁も、最初は強がっていてもやっぱり猫が苦手というよくある展開になるのですが、前半のナンセンス爆裂の勢いで最後まで聴かされてしまいます。
数十年たっても演じられている数少ない新作落語です。


初代柳家権太楼はもちろんですが、最近では亡くなった十代目桂文治が得意にしていました。私も何度となく実際に聴きましたが毎回爆笑させられました。現在は橘家圓蔵師匠の十八番ですね。