踊るやくざ 組長は、わたし!?

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今年最初の安藤希現場です。場所はアップリンクファクトリー。23日は主要な出演者の舞台挨拶、24日は主演の安藤希さん(id:nozomian)と友松直之監督のトークショーでした。
23日は少し遅れて行ったのですが、かなりたくさん入っていました。しかも関係者の割合がかなり高い。仕方ないので少し後ろの方でおとなしく見ていました。
舞台挨拶はまあ賑やかなものでしたが、見所は、の質問に、唐渡亮さんがひたすら自分のダンスをアピールしていたのは笑えました。
希さんはいつものペースで、自分の番が終わったと思って少し油断(?)しているときにいきなり振られてあわてていました。よくあるんですけどね。特別希語録は無いですが、サンバはどうでしたか、と訊かれて、向いてないですね、と素で答えるところがらしい。
24日はほぼ20時ちょうどくらいに着いたら思ったよりたくさん入っていたのでちょっと焦りましたが、無事最前には座れました。この日もシアターバロックの方々が始まるまで盛り上げてくれていたのですが、なんとお客さんの一人がビール(発泡酒だと思う)を差し入れしたのでとても喜んで、早速開けて呑んでいました。うまそうだったなぁ。
さて、希さんと監督のトークショーですが、友松監督がなかなか面白い人でかなり楽しめました。いきなり、「今度公開される自衛隊がゾンビと戦う映画に希さんをキャスティングしたくて頼んだのに断られたのでちょっとカチンとしていたんだけど、ちゃんと話してみたら希さん側まで話しが届いてないということが判ったので、元の希ファンに戻りました(笑)」なんて言葉の後に、突然「さくや妖怪伝買ってきたんですよ」と言って未開封のDVDを取り出して「サインして下さい」。赤のサインペンを取り出し、希さんに渡します。
希「ここでなくても良いですよねえ」「しかも赤」
客「黒ありますよ」
希「すみません」
監「俺、赤しか持っていないんだよね」「これで5分は持つな(笑)」
ここでサインする安藤希。実際にサインをする希さんを見ることが出来るのはレアなのか!?
希さん、かなり困惑していましたけどね。いつもの如く希さんはそんなに喋っていないのですが、監督からはいろいろな話を聞く事が出来ました。
サンバの練習をしているシーンでの希さんの笑顔は、間違えたから笑ってしまったので本来NGなんだけど、とても良い素の笑顔なので敢えて使った。
クライマックスでの睨み合うシーンでの下唇を噛んでいるカットは、撮影の時思わず希さんがやっていたのを監督がみて「かわいい!」と思ったのでアップで使った。
小6くらいの子供に面白い!と思わせたら勝ちだ、と考えていたので自分(監督)の小6の息子に見せたら、「ガキっぽい」といわれた。等々。
希さんはここでも「他のみなさんはホントに踊れる人たちなので、私は向いてないです」と仰っていましたが、映画自体は希さんが素も含めてとても素敵に撮られているので是非いろんな人に視て欲しいですね。どちらかというとホラーとか伝奇系の女優と思われている希さんのイメージが変わるかも知れませんよ。


ちょいとネタばれな追記
ちょっと思いだした事。映画を視るとわかりますが、最後に着物のシーンがあります。そこは実は一番最初に撮影したので気分を持ってゆくのが大変だった、と言っていました。最初になった理由は、着付けが大変だからだそうですw