ドン・キホーテ(セルバンテス作、荻内勝之訳)

今更言及するまでもないスペイン文学の名作。現在まで数々の邦訳がありますが、最近完成した新訳がとても読みやすいので取り上げてみました。まあ、もう一つの理由は翻訳者が知人であるからなのですが。
昨年ようやく完結して出版され、いろいろ催しもあったようです。私は殆ど参加出来ませんでしたけどね。
内容はみなさん先刻ご承知だと思うので触れませんが、かなりくだけた文章になっているのですっと入っていける事でしょう。分売しないということなので、買うにはきつい方は是非図書館等でみかけた時にでも読んでみて下さい。