fuzz maniax 2007@Zepp Tokyo 5/19

この日は案の定雨。直前まで迷ったけれども結局行ってきました。
立ち見かと思っていたら椅子席。自由席だったので前の方に移動する人が沢山いました。
私はあまり端になるのは嫌なので12列目のそれほど端ではない上手側へ。
入場したときはあれってくらい空席があって驚きました。始まる頃にはほぼ満席になりましたが。


オープニングアクト高杉さと美
「旅人」「ベランダの花」「そして僕は途方に暮れる(大沢誉志幸)」
デビュー前だからなのか緊張はしていたようですが、なんとかこなしていた印象。
声の強さがまだ足りないので少し頼りなく聞こえるところがありました。カバー曲が大沢さんてのは驚きです。伴奏はすべて打ち込み。
実はこの方は再デビューです。かつてアイドルユニットとしてデビューしていた時期があります。ユニットのメンバーには現在活躍している方もいますね。


次ぎは坂本美雨
前回聴いたときはおおはた雄一さんと2人だったので、今回のようにキーボード、電子チェロ、マニピュレーターという編成だとまるで違う音楽世界でした。J-POPという歌謡的曲調からは外れている作品も多かったのですが、これはこれで私は気持ちよかった。少しづつだけど龍一さんや顕子さんの影響も窺えるのが興味深いのですが、よりアクの無い感じ、というか自然に自分のものになっているのが子供のこの世代なのでしょう。


最後は一青窈
まずはセットリスト


1.アンモナイト
2.ピンクフラミンゴ
3.もらい泣き
MC
4.影踏み
5.あこるでぃおん
6.sunny side up
MC
7.name
8.ハナミズキ
一言MC
9.さよならありがと
Encore
てんとう虫


おおまかには楽しめました。ただ巷で色々報道されていることがある程度決着しないかぎり小林氏以降の曲は楽しめないとも感じました。


それとは別に音楽的に気になったのは、バンドのサウンドが少し軽めで浮ついて聞こえた事。
会場の音響の問題があるかも知れないし、新しいチャレンジの一環ではあるのでしょう。ただ私の好みではない。
とはいえ4〜6までは以前と変わらず楽しめるのがわかっただけで行った甲斐はありました。


そういえば坂本さんが終わった後から一青さんが始まるまでに人が増えて立ち見スペースもかなり埋まっていました。招待券が大量に出回っていたのもあるのでしょうがまだまだ一青窈は人気ありますね。