最近読んだ本

例によって海外ミステリばかりです。

大聖堂の殺人 (海外ミステリGem Collection)

大聖堂の殺人 (海外ミステリGem Collection)

若干人物の書き分けが甘いのですが、なかなか力の入った本格物です。
ミステリ講座の殺人 (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)

ミステリ講座の殺人 (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)

日本ではあまり知られていない本格黄金時代の作家。手がかり索引付きの秀作です。
ビーコン街の殺人 (論創海外ミステリ)

ビーコン街の殺人 (論創海外ミステリ)

荒っぽさが残る点には評価がわかれそうですが、古き良き時代の香り漂う佳作だと思います。
黒猫は殺人を見ていた (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

黒猫は殺人を見ていた (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

思っていたより楽しめました。謎解きものですが適度なサスペンスもあって読みやすい。
白薔薇と鎖 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

白薔薇と鎖 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

時代物なので、当時の為政者や風俗に興味がないと読み通すのはきついかも知れません。それらを除けば内容は本格的なミステリです。
殺人者の街角 (論創海外ミステリ)

殺人者の街角 (論創海外ミステリ)

難解な印象のあるこの作者にしては、題材がシンプルで読みやすく、幅広くお薦めできます。マンハントと謎解きの絶妙な融合が魅力。


こちらは数学マニア向け。アリスシリーズで有名ですが、実は数学者としての著作が多数あります。

ルイス・キャロル解読―不思議の国の数学ばなし

ルイス・キャロル解読―不思議の国の数学ばなし