一青窈@音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2008/08/18

この会場での一青窈さんは2年振り。昨年はいろいろあって参加できるような気分ではなかったのですが、今年は個人的には凹みかげんではありましたが、一青さんに対してはそんなこともなく前向きに参戦出来ました。


この日は前日の雨や、雨女(一青さんw)、雨男(自分ww)に関わらず好天になって良かった。開場時間を少し過ぎて到着すると、すでに連番のベン先生(id:benfreedom1)は並んでいてちょっと安心(?)
程なく入場して、上手よりに陣取る。


バンド編成はキーボード(マシコさん)、ギター、ベース、パーカッション。それに縞々衣装でショートの一青さん。
1. Banana millefeuille
なぜか前半の手拍子が1小節4拍とすれば4拍目にきていた。(通常は3拍目)
後半に直っていたのはバンドが合わせたんでしょうねぇ、たぶん。意外にも「YO!」を一緒にやる人が少なかった様な。ライブハウスなんだしみんなやろうよw


2. アンモナイト
3. もらい泣き(レゲエver.)
アンモナイト」は海つながり?(違うかもw)
「もらい泣き」の時に隣にいたけっこう年配のお嬢さんが「何の曲?何の曲?」と仲間内で尋ねていました。そんなものですかねぇ。


4. 心変わり
5. 宙ぶらりん
「心変わり」懐かしいですね。失恋から立ち直らせてくれた曲だったのか。「宙ぶらりん」はタイアップ曲なので聞いた事ある人も多かったのでは。
ここであらためてマシコタツロウさんの紹介。ちょっとした掛け合いがあってからしばらく彼がメインに。一青さんはコーラス参加。曲名はかなりあやふやです。


6. 雨上がり・あの場所へ
7. (青空の位置〜で始まる曲)
8. 愛を並べて
8はこの日のために作ったとか言っていたと思うけどあまり自信なし。
スペシャルゲストなのはわかるけど、2曲で良かったのでは、とちょっと思った。


9. わたしの彼は左きき麻丘めぐみ
事前に「FU! FU!」要請(笑)されたので盛大にやってきました。もちろん左手の振りも。窈ちゃん曰く「みんな完璧ですね」年齢層がばれてしまうw


10.ドミノ
11.空中ブランコ
マシコさんの曲が続きます。「ドミノ」もCMでよく流れているので曲名は知らずともサビは聞いたことがあるだろうし、勢い「空中ブランコ」への流れも自然。
次の曲は、いつも歌っている「望春風」ではなく、新しく台湾ポップスを歌いたいと思ってテレサ・テンさんの曲を。ということで


12.月亮代表我的心(テレサ・テン
台湾や香港では結婚式の定番曲としてとてもよく知られている曲だそうで、私もテレサの歌では聴いた事がありましたが、窈ちゃんもならではの味があってさすがです。
ここで一青先生、水のおかわりを所望するも、なかなか来ずw 漸く水分補給して一息ついてから、一昨年もあったCarbon Offset講座。この日はボードを持って出て来たのが可愛いツアーダンサーwの一人ゆかちゃんと、ご存じ音霊専務キマグレンのISEKIさん。専務は精悍だし、ゆかちゃんカワユス(笑
一通り主旨説明等がすんでから「これで最後の曲です」


13.ハナミズキ
まずは作曲者でもあるマシコさんが歌い出し、一青さんがコーラスをつける。1stコーラスが終わった後転調して今度は一青さんがメインを歌いマシコさんがコーラス。サビで一瞬アカペラを挟み、最後は窈ちゃんの生声で締める。もうこの曲では定番の演出となってきていますね。
一昨年も共演したジャズトリオのメンバーがコーラスをつけています。
(参考までに)http://d.hatena.ne.jp/attsuu/20060811
ここからはアンコール。尊敬する先輩歌手のカバー


14.霧笛(ちあきなおみ
これはちあきなおみさんがファドを歌ったアルバムに入っている曲で日本語訳は吉田旺、オリジナルはファドの女王といわれるAmalia Rodriguezの「Naufragio」(難破船とか難船と訳される)です。今挙げた2人の歌ももちろん素晴らしいのですが(Amalia自身もちあきさんのこのアルバムは知っていて、来日の時に楽屋を訪れたちあきさんを歓迎してくれたそうです)、敢えてちあきさんのカバーとして日本語で歌った一青さんの歌唱も、ファド独特の情感が声に馴染んでいてなかなかのものでした。この後、かつて初めて一人旅をしたというポルトガルに旅行して来たる武道館に備えるそうです。
そして、「これが本当の最後の曲、最後はプロデューサー武部さんの曲で。マシコごめんね」


15.さよならありがと
最後には相応しい曲ですね。はけた後はわりとあっさり客電に。やはり一青窈ファンは比較的淡白です。


全般的に、多少時間は短めなものの、他にはない音霊ならではのライブを見られたと思います。
スペシャルゲストマシコさんの曲が3曲というのは、一青さん目当てで来た人にとっては多めだった気はしますが、それを除けば一般的イメージとは違う一青窈を身近に感じられたのではないかと思います。私自身も、聴きたかった曲を全て聴けたわけではないのですが、それでも一青さんの歌声から元気をわけてもらいました。ただしここはビールが進む…


帰りしな、ちょっと気になっていた店に入って蛸&赤ワインを堪能。またもや酔っての帰宅でしたw