ともしび 〜Daikanyama Candle Night〜 1st Anniversary@代官山 LOOP 2011/04/09

花は満開ながら風強く怪しげな空模様の中、代官山のキャンドルナイトライブへ。
開場時間を10分過ぎて到着すると、場内は椅子席50ほどで、7割くらいの入り。ステージにはLa N'bougie タカハシ ナオのキャンドルが飾られている。柔らかく幻想的な雰囲気の中ほど無く開演。
それではお目当てのRie fuさん以外は簡単に。


酒井杏
1. 今だから
2. 桜の頃
3. You May Cry
4. ネコの歌
5. White Moon
6. Amazing Grace


vocal, guitar 酒井杏
guitar 佐藤克彦


新潟の高校を卒業して上京したてだという女性シンガーソングライター。暗めの曲が多い。まだまだ出来たて、といった声で、この初々しさがこれからどう練られてゆくのだろうか。



Mint Julep
1. River
2. Last Song
3. サマータイム
4. 物語をつなぐもの
5. ALRIGHT

Mint Julep:
vocal 大和田慧
guitar, chorus 奥野裕介
keyboard 大関麻子


percussion 山下由紀子


力強いヴォーカルが魅力的。時々凝った和声や音づくりが聞こえるところが面白い。



Saigenji
1. ハミングバードワルツ
2. 弧動
3. 台風の街
4. 海のそばに
5. Travelin' Under This Sky
6. Full HouseWes Montgomery
7. Music Junkie


vocal, guitar. Saigenji


知る人ぞ知るガットギターの名手。ジャズ好きには6が気になるかもしれないが、7で次々と歌詞に登場する音楽家たちの顔ぶれがかなり興味深い。



Rie fu
1. Life is Like a Boat
2. Wait For Me


MC 震災後初のライブです。最初はこうやって一人でやるつもりだったんですけど、メールしていたら一緒にやってくれる方がいたので紹介します、レオさんです。レオさんはブラジルに里帰りしていたんですね。
レオ「震災の日に帰ってきました」
Rie「レオさんはブラジルでライブを見に行ったら隣の人が刺されたんですよね」
レオ「ええ、地震で吹っ飛んじゃいましたけどね。(雰囲気が)暗くなっちゃったじゃない」
Rie「キャンドルナイトだからってことで」
レオ「…(苦笑い)」


3. Tiny Tiny Melody
(ギターのチューニングが狂っていたので中断してやり直し)寒い寒いと思っていたらもう暑いですねぇ〜(ついでに曲紹介)


4. I Wanna Go To A Place...


MC (ガットギターについて)前から欲しい欲しいと思っていて3日前に買っちゃいました。私はギターに名前をつけていて、こっちの子はメアリー。この子(今手にしているガットギター)はエイプリル。4月に買ったのでエイプリル。今日がデビューコンサートです、ということで話は変わりますが(場内爆笑)次の曲は18くらいの時、初めて書いた曲です。


5. ツキノウエ


MC ライブ告知、カバーライブ今度はキャロル・キングをやります。それに先行して


6. Up on The Roof(Carole King
7. For You


MC 今日は本当にありがとうございました。次で最後の曲です(曲の説明をする)


8. いつかこの道の先に〜All The Way〜


このお花見の時にわざわざ来て下さってありがとうございました(ステージをはけ、一旦客電がつくもののアンコールが掛る)
客電が消え、再びステージに登場し座りながら)アンコールが掛るとは思ってもみず(と言いながら水を取って飲む。駄洒落に照れたような笑い)用意していないけれど(レオ氏に向かって)練習した曲あったよね。じゃあ、ギターでは初めてだけど


Encore
9. Romantic



vocal, guitar(3,4,7-9), gut guitar(1,2,5,6). Rie fu
percussion(3-9) 南條レオ



トリは舩越先生。この時間帯になると人が増えてきて座席も全部埋まり場内が暖まってくる。
転換の時にレオ氏が現れたのでバンドかな、と思ったけれどそんなことはなくシンプルにデュオでした。最初の2曲は完全な弾き語り。2は好きな曲だけどあまり聴く機会がなかったので、こういう雰囲気で聴けて幸せです。MCは思い出せるだけ、それに大意となっています。耳にはしていましたが初めてレオ氏との共演を見ました。こういう雰囲気の人とは相性が良いのだろうかw(謎)
最後の9は、ピアノの弾き語りバージョンも良いけどこれも悪くない。


全体を通して1,2での思い入れたっぷりな(フレーズ毎に語るように間を開けたり終わりを遅めにしたりする)雰囲気を最後まで保っていましたね。サポートがすぐ隣のレオ氏だけだったのでコンタクトを取りやすかったのが良かったのでしょう。目を閉じて上を向き加減で歌う彼女がとても素敵でした。
次回のカバーライブにはおそらく参加出来ないのが返す返すも残念。そういえば売っていたら買おうと思っていた画集は無かったなあ。それも含め今後の素敵な活動期待しています。