赤坂BLITZ 寄席LIVE 3 昼 2012/04/19

この日は寄席。午前中は動いていたので開演の10分前ほどに到着するといきなり高座が始まっていた。考えてみたら寄席だから開口一番ですね。最近あまり行かないので時々その事を忘れていたりする。


開口一番 春風亭吉好「雑俳」
三遊亭遊雀桃月庵白酒トーク
桃月庵白酒「替わり目」
真野恵里菜「平林」
<中入>
ポカスカジャン
三遊亭遊雀ポカスカジャン「紺屋高尾」


実際のところたっぷり演じたのはトリの「紺屋高尾」だけ。赤坂BLITZポカスカジャンがいるからだとは思うが、こういう人情噺ならば個人的には落語家だけで演ってくれた方が良い。
前回柳亭市馬師匠が「味噌蔵」でコラボした時には面白かったし違和感は無かったので、やはり浜田省吾と人情噺の取り合わせが私には合わないのでしょうね。


さてある意味目玉の真野ちゃんですが、一応上下もしっかりきっていて声色も変え、短い噺ながらやるべきところはしっかり押さえていました。おそらく忙しいなか時間を作って練習をしてきたと思われるのでよくやったとは云えるのですが、もう少し手応えのある噺でないと賑やかし感は否めないですね。
ともあれ、目の座った現場マネージャーをネタにして笑いを取った師匠連はさすがです。内輪ネタとはいえ客席のマノフレさんたちは多少溜飲を下げたのではないでしょうか。