東京女子流『TGS アコースティック』Vol.1@AKIBA CULTURES THEATER 2015/01/06

今年最初の現場は東京女子流。抽選では初の整理番号1でした。最前センター上手側で参戦。開演するとなぜか小西さんがまず現れて前説のようなことをやり出す。一瞬小西の音楽祭かと思わせたが程無く他のメンバーが登場して、中江さんが体調不良のため欠席なのを詫びてからギターの福原さんを呼び出して開演。途中のアカペラを含め全8曲を熱唱しました。
おそらく本来は5人で歌うために編曲されていたと思うので多少の不具合は仕方がないと思って聴き始めましたが、それほど大きな破綻もなく歌いきったのは彼女たちの成長の証なのでしょう。リズムの取り方に個々の癖があるのがこういう現場だとよく判って、普段とは違う面白さがあります。歌唱に関して、小西さんの裏返りは相変わらず、山邊さんもそれなりに裏返りは多かったものの、かつてとは比較にならないくらい態になっていました。庄司さんは声の裏返りがほとんどなく安定感がありますね。新井さんはこと歌唱に関しては他のメンバーとは格が違っていて、声の出方、歌への入り込み方、間奏でのノリなど余裕が感じられて流石でした。次回はおそらく5人でやってくれる筈なのでとても楽しみです。
個人的に一番印象に残ったのが「ふたりきり」で、ギター1本の伴奏で曲の構造が判り易くなっていたし、各メンバーの特徴がよく出ていてベストパフォーマンスだったと思います。


セットリスト
小西彩乃前説
1. Love like candy floss
2. 追憶
3. 僕の手紙
4. Say long goodbye(4人でアカペラ)
5. 月とサヨウナラ
6. Partition Love
7. ふたりきり
8. キラリ☆


東京女子流(小西彩乃、山邊未夢、新井ひとみ庄司芽生)中江友梨は体調不良のため欠席
Guitar 福原将宜(4以外)