名人戦第6局 森内俊之名人(先)対 羽生善治四冠

予想は外れてしまいましたが、密かに期待していた相矢倉になりました。自分が将棋を指し始めた頃は矢倉が出来なければ本格派では無い、みたいな時だったのでその当時はかなり勉強したものでした。その割に何年か後には自分では殆ど指さなくなってしまいましたが。それでも矢倉の将棋を観るのは好きで、今回の第6局で矢倉になったときにはちょっとワクワクしてしまいました。結果はご存じの通り羽生四冠が勝ちきって3勝3敗のタイスコアとなりました。これで実質的には少し羽生四冠が追い上げムードで有利になったのでしょうか。この2人の対戦なのでそれほど流れが傾いたような感じはしないのですが、羽生四冠は直前の棋聖戦第1局でも佐藤康光棋聖に勝っており気分は上向きでしょう。注目の第7局は23,24日に河津町で行われます。個人的には羽生先生を応援します。A級順位戦藤井猛9段対鈴木大介8段戦は藤井9段の勝ち。