アンジェラ・アキPiano Live「ONE」渋谷Ax

5月9日のライブです。彼女自身日本でメジャーデビューしてからは初のワンマンライブだそうで、しかもピアノ弾き語りでは日米通じて初めてらしい。
近くはしょっちゅう通るけれど実は殆ど行ったことのないAxなのですが、今回は1Fは指定と立見、2Fは指定だったようです。
私は1F立見だったので、開場少し過ぎに到着して中に入ると、下手側の手すりの中央寄りの方が何となくすいていたのでそこに陣取る。前にいた推定ローティーンの少女2人が、通路っぽくなっているのと段差を意識してか前を開けたままにしていたので、「大丈夫だから前にいっちゃいなさい」と焚きつけそれに便乗して自分も前に。おかげで視界良好左はてすり(前はちっちゃい子2名)という願ってもない状況で鑑賞できました(あれ?
客層は比較的上(20〜30代中心か)でちらほらもっと上もいる感じ。
セットリスト含めおおざっぱに


全部で本編は14曲、アンコール2曲。衣装は本編が白地のTシャツにジーンズ、アンコールが自分でデザインも手がけたという「ONE」の文字が入った緑地のTシャツ。
2曲終わったところで軽くMCが入ったのですが、歌詞間違えたとか。結構緊張もしていたようです。
ざっと聴いた感じでは3拍子系の曲が多い。それにオリジナル曲に交えてカバー曲が数曲。外国曲に日本語詞をつけて歌って行きたいということらしい。例えばボズ・スキャッグスの「We're All Alone」を日本語詞で歌っていました。
9曲終わったところで長いMC。というかもう既にトークコーナーですね。
マイクを手に持って歩き回りながら徳島訛りでいろんな話を。
・ピアノから離れるって楽しい(爆
・ワンマンライブをすると言ったら友達に、1時間半のうち50分くらい喋っちゃうんじゃないの?、と心配された。
アメリカ時代は居酒屋みたいな場所でライブをよくやっていて、3時間くらいは演奏したりトークしているので最後の方は大体誰も聴いていない。
・本当に聴きたくて行ったアーティストのライブでは盛り上がりの最高潮の時に必ずと言って良いほど悦に入って熱唱している観客に遭遇するのでウザいなぁ、と思っていたら自分もそういうことをしていた。
・徳島の生活の中での、アメリカ人の母の奮闘ぶり。(人参を妊娠と言ってしまったり、可愛いを怖いと言ってしまったとか、雑巾に刺繍する名前を間違えて何度も作り直した、など)
・ここには母は来ていないけど大阪には来るらしいので別の話題を考えなくては(笑)


そのトークの後の1曲目にマドンナの「LIKE A VIRGIN」。この曲でもそうだけど彼女は時々観客も交えて歌います。ピアノ弾きながら荒い息でナビゲートする姿はなかなかですなぁ(ぇ
本編の最後は現在ヒット中の「Kiss Me Good-Bye」。観客も待ち望んでいたようです。
前述のローティーン2人組も大拍手でした。なんかこの曲の時はエコーが強めだったように聞こえたのは気のせいか?


そしてアンコールの1曲目で「カバーは日本語詞をつけて歌う事が多いのだけど、本来はそのままやるものだよね」(大意)と言っていきなり「TRAIN-TRAIN」を歌い出します。ちょっとびっくりした。ファンならお馴染みの「アーアー」の掛け合いを促して何度も楽しそうに繰り返します。よっぽどしたかったんだろうなぁ。
最後の最後は1stシングルの曲で6月にでる初アルバムのタイトルでもある「HOME」。


そういえばサイリウムは禁止だったみたいで係員に止められていましたね。
歌唱に関してはとにかく声の出が安定しているのでとても聴きやすく心地良い。どちらかと言えば繊細というよりは力強い感じか。
手拍子はあったものの、指定席の人は殆ど立たず。それほど不自然では無かったですが。


終演後インディーズ時代のミニアルバムを購入して小雨がパラつく中帰宅。
カメラが何台も入っていたのでもしかしたらと思っていたら目覚ましテレビでちらっとやっていました。アナウンサー連中が何人か来ていたらしいのだが気づかなかったなぁ。2F席だったのかな。
DVDが出るにしても晒されていないことを祈ろう。微妙だがw


セットリスト
空はいつも泣いている
Rain
Will You Dance
We're All Alone
Warning
Santa Fe'
TODAY
愛するもの
This Love
Like A Virgin
奇跡
心の戦士
MUSIC
Kiss Me Good-Bye
アンコール
TRAIN-TRAIN
HOME