将棋世界8月号

先月号もなかなか面白かったのですが、今回の羽生さんのインタビューにとても興味深い記事がありました。
文章を鵜呑みにすると、浅川さんの質問が微妙に(でもないかw)外してたりしていてその部分もおかしいのですが(失礼)それはさておき感じた事を。
共感した部分。
・タイトルの数が増えたり減ったりしても、それはあくまで瞬間的な出来事にすぎない
・(相振り飛車について)傍目からは力戦のように見えても、実際にはかなりシステマティックになっています
・ネットの恩恵を一番受けているのは、おそらく地方に住んでいる人
・いや、前に進んでいるかどうかはわからないです


興味深かった部分
・明快な理論で、《こうだ》ということを求めようとしてしまうことで、選択が狭まってしまうのではないか
・(大山名人について)とにかく読んでいないんです、相手しか見てない
・(2手目6二銀について)どのくらい損かを見きわめていた
・(弟子をとるとしたら)根性があること、曲がっていてもいい
こんな感じか。実戦でどれだけ損か確かめるなんて常人の発想では無いでしょう。
大山名人に関しては違う棋士も似たような事を言っていたなぁ。大局観が優れているという表現だったと思うけど。
他にも面白い記事がたくさん載っています。
しかし最近の将棋世界はどんどんマニア化しているような気がするw