想い出話?

ここ最近ある女性教諭の話題をちょくちょく新聞で見かけるようになった。
その内容はというと、主に国家斉唱時の不起立を通していて免職させられそうであるというものである。
そういう行動に対して、父もその身内も同じ思想をもっていたというのもあり、私はかなり好意的に捉えている。


それとは別に、この女性教諭には忘れられない想い出があります。
私が中学生の時、家庭科教師だったこの女性教諭はある授業で「この中で親に感謝している者はいますか?」と問うた。私が「ハイ!」と手を挙げると、即座に「その年で親に感謝しているなんて嘘だ」と言われてしまった。それは一瞬の出来事で、そのあと授業はどんどん進んでいってしまった。
何故かその時、腹が立つのではなくどちらかというと呆れてしまった記憶がある。


改めて書いておきますが、この女性教諭の活動に対してはむしろ応援しています。授業を受けた立場としても上記の事以外は悪印象はありません。
しかし、あれからそれなりの年数が経った今でも、この一言だけは常に心に残っていて、思い出すたびに色々な事を考えさせられ続けています。
久しぶりに写真で見るその教諭の顔は、以前と変わりなく信念を持ち続けているようでした。
どういう想いであの発言をしたのか、あれ以来幾度と無く考えてきて、ある程度は納得できた気はしている。どう納得したかについては何度か変遷があり、ここでは書かないことにします。
理由はどうあれいつか真意を訊いてみたいが、その日は来るのだろうか。
来れば良いけどなあw


少々真面目な話題でしたが、書いておきたかったので。