Bent Beat Special '08 踊る大演奏会 事件はBENTで起きてるんじゃない ZEPPで起きているんだ!@Zepp Tokyo 2008/05/22

前日にいきなり当選したので急遽行ってきました。次の日は完売していたって事は、やはり平日だったのが影響したのだろうか。
織田@山本が映像で登場したのは大して驚かなかったが、トップが亜美由美なのには驚いた。


PUFFY
1. 渚にまつわるエトセトラ
2. サーキットの娘
3. All Because Of You
4. くちびるモーション
5. boom boom beat
6. オリエンタル・ダイヤモンド
7. Tokyo I'm On My Way
8. 働く男
9. アジアの純真
曲数も思ったより多い。盛り上がる曲から新曲へ、という流れで流石に掴みが早い。
基本ノリの良い曲を並べ、MCはいつもの如くグダグダしていてPUFFYらしさ全開。
私は後の方でまったり見ていたので適度に盛り上がってきました。前の方だとずーっと全開していなきゃならないので後がきついw
新曲以外殆どの曲がそれなりのヒット曲だし、10年以上ものキャリアもあって客あしらいが堂に入っているので、初めてライブを視る人でもすんなり入れるのでは無いでしょうか。
独特の脱力感と共に、その裏返しとも言える親しみやすさが彼女らの最大の魅力でしょうけどね。


FLOW
1. Answer
2. Re:menber
3. WORD OF THE VOICE
4. DAYS
5. メロス
6. Go!!!
7. Around the world
8. ありがとう
2組目はFLOWだったのですが、この人達はちゃんと聴くのは初めて。ドラマとかアニメの曲ばかり歌っている印象で、実際売れ線な曲なのですが、バンドの重心が高めで意外にリズムがタイトなので、良い意味で聴きやすいロックでした。ただ、音響がかなり酷いせいもあって、ボーカルが2人いても差があまりわからず、更にステージ上にいないシンセの音が被ってくるのが気になってしまって、自分の中ではもう一つ盛り上がらずに終わってしまった。この音響の悪さは特筆もので、FLOWのメンバーもかなり不満そうにしているように見えたんだけどなぁ。
全体の印象としては、ある程度のライブ経験をこなしている若干軽めのロックバンドという感じでしょうか。



チャットモンチー
1. 東京ハチミツオーケストラ
2. シャングリラ
3. 風吹けば恋
4. 恋の煙
5. プラズマ
6. 真夜中遊園地
7. ヒラヒラヒラク秘密ノ扉
8. 恋愛スピリッツ
ラストがチャットモンチー。女性スリーピースバンドですね。この人たちも観覧系以外で聴くのは初めて。どういうライブパフォーマンスをするのか興味深かったのですが、思っていたより重量感のある音楽をやっていたのに驚きました。
一番メジャーな2からしてサビで変拍子を押し出しているし、他の曲でもトリッキーなフレーズを耳に残る形で取り入れたりしているのが意欲的。
たどたどしさの残る演奏そのものの影響が、目指している音楽の内容に妙にマッチして独特のヘビーな聴き心地を作り出している印象を受けました。
MCはベースの方が主に担当していて、ボーカルの方はあまり喋らないんですね。告知で、自分達のは無いのに前に出た2組のライブの日時場所をちゃんと繰り返すのは律儀ですね。そういえばFLOWもPUFFYの告知繰り返していたっけ。
全体的になんとなく余裕が無いように感じたのは、もしかすると時間が押していたという事だろうか。いつもあんな感じだとしたらかなり体力的にきつそうです。


PUFFYさん達以外の2組はきちんと聴くのは初でしたが、それぞれ個性のあるバンドで、音楽的な方向性の違いを楽しむ事は出来ました。現場の音響はもっと上をめざして欲しいな。


終演後は新宿で軽く引っかけて解散。おつき合い下さったいまちゃん、お疲れ様でした。