「きみの友だち」試写会@サイエンスホール 2008/06/25

試写会3連発最後のこの日は晴天。まず所用で秋葉原に寄ってから徒歩でサイエンスホールに向かう。実際には30分近くかかってしまいまいたが、信号に引っかからなければ20分強で着けそうです。北の丸公園なので行けばすぐわかると思っていたら、結構道が面倒くさい。機会があったら今度は九段側から行ってみよう。


映画は2時間強とやや長めなのですが、ほとんどそんなことを感じないで最後まで視られました。重松清さんの短編集をうまく再構成した脚本がまず良い出来で、更に俳優陣の好演が後押ししていて、なかなかの感動作になっていると思います。
映画初主演の石橋杏奈はもちろん堂々とした演技で魅せましたが、その親友役の北浦愛が素晴らしい存在感で貢献していました。他にも吉高由里子柄本時生森田直幸などの生徒役の人たちが個性的に役をこなしていて、日常生活の想い出を上手に切り取っていた印象です。
廣木監督の山梨を舞台にした映像美も、これ以上は無いと思うくらい雰囲気豊かに撮られていて、さすがの力量を感じさせます。
個人的に、この映画の主題歌となっている「つないで手」は以前から好きな曲なのですが、他にも各所で使われる挿入曲がよく合っていましたね。
名前はわからないけれども、石橋、北浦、の幼少時代を演じていた子役の2人もかなりのものでした。
現時点で印象に残っているのは、まず子役の2人が縄廻しを練習しているところ、それから恵美(石橋)がそれぞれの写真を撮るところ、由香(北浦)が恵美と並んでいる所、それに恵美が由香の写真を撮っておけば良かったと呟く所。
自分的にかなり気に入ったので、公開してからももう1回くらいは見に行こうかと思っています。