最近読んだミステリ

駆け足的簡易更新で

予期せぬ夜 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

予期せぬ夜 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

殺人への扉 (海外ミステリGem Collection)

殺人への扉 (海外ミステリGem Collection)

懐かしの古書鑑定家ガーメジ物2冊。
謎解きものとしてもそこそこの水準にあるし、人物描写が見事なので読ませます。
絞首人の手伝い (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

絞首人の手伝い (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

魔の淵 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

魔の淵 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

タルボットの長編2作。
密室物の傑作として知る人ぞ知る「魔の淵」と多少タイプの違う不可能犯罪を取り扱った「絞首人の手伝い」、共におどろおどろしい雰囲気満点で、それだけでも好きな人には堪らない作品となっています。細かいトリックに関しては「魔の淵」のほうがよく出来ているとは思いますが、「絞首人の手伝い」の荒っぽさも迫力があってなかなかのものです。
死者の靴 (創元推理文庫)

死者の靴 (創元推理文庫)

フォーチュン氏で知られるベイリーですが、こちらは別シリーズ。物語が進むに連れ人物像が変化して行くのも読みどころですが、必ずしも善の立場にあるとは言い難いクランク氏の印象が深く心に残ります。
ドリームタイム・ランド (論創海外ミステリ)

ドリームタイム・ランド (論創海外ミステリ)

相当に癖の強いへイグ警部シリーズの一。アボリジニのテーマパークで起きる殺人事件が、詳細な神話の描写と共に語られて行きます。癖のある登場人物ばかりなので読み手を飽きさせません。
このシリーズは初めて読みましたが、へイグ警部のキャラクターには独特の魅力を感じました。


とりあえずここまで。