May J. Autumn Tour 2013 〜Best & Covers〜@Zepp Tokyo 2013/11/08

この日はMay J.ツアーファイナル。昼間の用事が長引いてしまって、毎度ながら開演ギリギリの到着となりました。
今回は全て座席指定で席は8列目の下手寄り。前過ぎず見やすかったので却って良かったと言えるでしょう。


セットリストと流れ
1. Precious
2. Be mine 〜君が好きだよ〜
MC(挨拶)
3. 渚
4. 波乗りジョニー
MC (ここからアコースティック)
5. First Love
6. 夏祭り
MC (懐かしい曲も含めメドレー)
7. 旅立つ君に〜ONE MORE KISS〜LIFE〜Garden
バンドセッション(衣装替え)
MC
8. 島唄
9. I DREAMED A DREAM
MC (自信喪失期のこと、仕分けのこと)
10.TSUBASA
MC (アルバムLove Balladについて)
11.Eternally
12.君がいて
13.Lovin' you
MC (スペシャルゲスト クリス・ハート呼び込む)
14.白い雲のように with クリス・ハート
MC (もう一曲)
15.A Whole New World
(クリスはける)
MC (あと残り四曲)
16.secret base〜君がくれたもの〜
MC (クラップ講座)
17.風になりたい
18.Beautiful Days
19.RAINBOW
ENCORE
20.少年時代
(観客席からサプライズするもちゃんと見えたか微妙で果たして成功だったのか?)
バンドメンバー呼び込み、ストリングス呼び込み、告知、グッズ紹介
(観客からの無茶振りに応え)物真似コーナー
ボーイズトークしんのすけ、ピカチュー、タラちゃん)
雉鳩
志村けんのように鳴く)山羊
ドラえもん
落ち着いたドラえもん
アンパンマン
ちびまる子
名探偵コナン
フナッシー
マスオさん
ぬりかべ
メイメイ先生 with 頌くん(御免なさい)
ゾンビごっこ
May J.の自己紹介
21.ハナミズキ
MC (これで本当に最後の曲)
22.ありがとう



vocal May J.


guitar 上條頌(Sho Kamijo)
piano Kaz Kato
keyboard PENNY K
bass 瀧元風喜
drums 白根佳尚
Strings(全て女性でおそらくviolin4 viola4 cello2)


バンドはカヴァーアルバムのメンバー中心のようですね。覚えている範囲で曲毎に感想を。
「Precious」は声のパワーで押してくる伊藤由奈と比べるとフェイクを多用してより繊細。
「Be mine 〜君が好きだよ〜」全体的に抑え気味。上がりきれていない音があるように聞こえたのもそのせいか。
「渚」リラックスしていて軽やかさが心地よい。
波乗りジョニー」しっとりと歌い上げていて、原曲とは違った味わいがあるのが良かった。
「First Love」ギターのみの伴奏。フルコーラスで無かったのと転調のタイミングが早すぎるのが不満。2箇所ほど上がりきらない風な音があったのも気になる。
「夏祭り」ギター&ドラムの伴奏。普通に楽しめたが、どちらかというと楽器の方に耳が行ってしまった。
「メドレー」LIFEがかなり乗って来ていたので良かった。Gardenを〆に持ってきのははけるタイミングとしてはOK。
島唄」ピアノのみの伴奏。2人の音によるインティメイトなやり取りが秀逸。
「I DREAMED A DREAM」表情からは感極まって歌っている様子が窺えたのだが、音を聴くとそこまで大袈裟には聞こえなかった。ただ、こういう曲はそういう歌唱の方が私には好ましい。
「TSUBASA」涙ぐみながらのMCを挟んだせいかかなりの熱唱。
「Eternally」ここからストリングス加わる。熱唱の直後だからか比較的綺麗に気持ち良さそうに歌っていました。
「君がいて」「Lovin' you」この2曲はバンド共々嵩にかかってノリノリで素晴らしかった。
「白い雲のように」「A Whole New World」with クリス・ハート。「白い雲のように」の最初の方ででクリスが少し詰まる。前日までツアーをしていたしこれは御愛嬌。「A Whole New World」も定番曲で安心して聴ける曲。軽い気分転換効果がありました。
「secret base〜君がくれたもの〜」某アニメで更に知名度が上がったせいかカヴァーされる機会が増えている曲。特別な事はしないで歌いながらも巧さで良さを引き出していた印象。
「風になりたい」観客を二つに分けてそれぞれ3:2と2:3でクラップ講座〜実践。ゼップの広さでやって効果はあったのだろうか(笑)
「Beautiful Days」「RAINBOW」定番の盛り上がり曲。特筆するような事は無し。
「少年時代」この日唯一の音源伴奏。アカペラ打ち込みなのでしょうがないし、生で聴けるのは貴重。気持ち良さそうに歌っていました。
「物真似コーナー」コーナー自体は別に構わないけれど、FCイベントでも無いのに特定の観客の声に応えて時間をかけ過ぎ。プロ意識の高いMay J.にしては珍しい。まあツアーファイナルのアンコールで気分が開放されていたのもあるとは思うし、それなりに面白かったからダメとまでは言わないにせよ、一般のファンがそこまで楽しめたかはかなり不安。個人的には次の曲への繋がりが悪くなるのでもっと短い方が良かったと思う。
ハナミズキ」熱唱と云うよりは割と淡々と歌っているように聞こえましたね。そのおかげかバンドの音をよく聴く事が出来て、今までMay J.ヴァージョンに持っていた不満がだいぶ解消されました。この曲は今回のようにフルコーラスで聴かないと原曲と違うイメージを浮かべられない。アルバム音源は練りが今一つ足りないと感じていて、イベント等で短縮版を聴いている限りいつも消化不良な感想を持っていたので、今回漸く意図が見えてきたと感じました。但し、一青窈さんとMay J.ちゃんで歌唱法が違うのは確かだとしても、根本のソウルな部分では共通点も多々あるような気がします。しかし、同じ神奈川なのでどこか接点があるだろうとは思っていたけど、同じ中学だったとは。
「ありがとう」〆はお馴染みこの曲。力まず歌いあげたのは素晴らしい。


凡そ三時間にわたるステージ。全体通して長さを感じさせず楽しめました。(某コーナー以外w)
この一年で歌手として一皮むけたのを実際に肌ではっきり感じることが出来た良いライブでしたが、若干空気読めないファンが増えてきたのが気がかりな点。プロ歌手として手綱を引き締めて更に上の段階を目指して下さい。
次の機会にはどんなMay J.をみせてくれるのか楽しみにしています。


というわけで疲れていたのでさっさと帰宅した一日でしたとさ。