たがや

ぼちぼち花火の似合う頃ですが、落語で花火といえば「たがや」がまずあがるでしょう。
両国の花火が出てきます。初期の両国の花火は今イメージするものとは違い売りに来た花火を客が買って打ち上げていたらしく、小さな筒型花火を手に持って打ち上げている絵が残されています。
これがだんだん規模が大きくなり後には相当大仕掛けな花火を打ち上げるようになったっちゅう事です。
さげの部分も最初はたが屋の首が打ち上がる演出だったのですが、社会の変化と共に逆に武士の首を飛ばすようになりました。


この噺はだれですかねぇ。圓から三木助になった小林七郎のが好きかな。実際に観た噺家だと志ん生の息子の馬生さんか。
これから聴く機会がかなり増えるでしょう。楽しみです。