天災

本日は地震があったようで。ということで「天災」。
紅羅坊名丸(こんな字だったかどうかよく覚えていないけどまあいいや、大した事ではない)という学者に我らが親不孝代表の八っつぁんが洗脳されてしまうお噺。
帰ってきてから隣りの夫婦喧嘩を仲裁しようとして知ったかぶる、というお馴染みの展開になります。次第に洗脳されて行くところが聴きどころではあるけれども、どうももう一つ納得出来ない間に洗脳されてしまうのが私には少し不満です。
帰りしなに名丸先生がちょっとだけやりこめられるので救われているのかな。
まあ、不条理に洗脳されてしまうのも天災のうちか。


この噺、実際に聴いた中では亡くなった柳朝師匠、その師匠の8代目正蔵、この2人が印象に残っています。どちらも江戸っ子の反骨たるやどんなもんだい!と見せつけつつも結構理屈に弱い脆さも露見させてて憎めない八公が秀逸でした。稲荷町の師匠の名丸も絶品。
余談

  1. 今日代々木に着いたら「抱いてよ!PLEASE GO ON」でした_| ̄|○