ムーミン

安藤希さんがちらっと自分のブログ(id:nozomian)でムーミンの絵本についてふれていたので、触発されてムーミンの事でも。
日本でも数シリーズテレビ化されているので皆さんご存じであろうムーミンですが、フィンランドの女流作家で画家のトーべ・ヤンソンさんの作品に出てくるいわば妖精のようなものです。7歳頃に全8冊のムーミン童話を夢中になって読んでいましたが、今でもたまに読み返してしまうほど魅力的です。その後割と最近までいろんなシリーズが出版されていましたが、一応基本はこの8冊にあるといって良いでしょう。これらの挿し絵もヤンソン女史が自分で描いており、見慣れたムーミンたちのキャラクターのオリジナルを見る事が出来ます。
トーべさんはフィンランド生まれなのですが、彼女の育った1920年代頃はまだ普通に教育を受ける層はスウェーデン語を使っていたので、ムーミン童話もスウェーデン語で書かれています。
しかしながら童話の内容は森と湖の國といわれるフィンランドの自然を背景に独特の無常観を湛えていて、スウェーデンノルウェーとはまた違う世界観を提供してくれます。
ちなみにムーミンさんたちはとても小さくて、立っても数10cm程度しかないそうです。今は日本にもムーミンカフェなどが出来て情報やグッズも手に入れやすくなっていますね。
ムーミン谷の彗星 (講談社文庫)たのしいムーミン一家 (講談社文庫)ムーミン谷の夏まつり (講談社文庫)ムーミンパパ海へいく (講談社文庫 や 16-7)ムーミン谷の冬 (講談社文庫)ムーミン谷の仲間たち (講談社文庫)ムーミンパパの思い出 (講談社文庫)ムーミン谷の十一月 (講談社文庫)
全部お薦めだけど自分の一番のお気に入りは「ムーミン谷の冬」かな。